ホロウフラグメントのシナリオでキリトでなければならないシナリオは
①アニメと違い75層でヒースクリフと戦った後に「SAOクリアにならなかったifの世界線」の物語から始まるので76層から100層へ到達してゲームクリアを目指す
②ホロウエリアに閉じ込められたフィリアをホロウエリアを冒険して出られる方法を探す
③サチの救済シナリオ
が目的となります。
それ故にこのゲームはSAOのif物語でもありますが、
シナリオモードは導入編のようなものであり
クリア後は1プレイヤーが自由に冒険するMMOゲームらしい作りになってきます。
バトルシステムは「アクション風」のRPGの為、敵の後ろに回り込んでもヘイトがある限り
ずっとこちらを向くので攻撃は後の作品ほどクルクル回りこんで回避するってことは
あまりなかったです。
敵を追いかけ、避けまくるように戦わなきゃならないのはCPUによる対人戦ぐらいです。
ステータス要素が非常に強い為、
回避や命中のステータスによって全く当たらなく回避もできなくなります。
バフスキルやアイテムで問題は解消できますが、しなければLVが高くても簡単に死にます。
正直最初の管理区手前のボス戦で2度死んだくらいシステムを理解し、
慣れるのに時間を要しました。
慣れた後は大体以下の事をやっていれば余程レベル差が無い限りそう死にません。
①大量の敵に囲まれないように一匹一匹釣る
②面倒と思うなら大量の敵に囲まれても大丈夫なように
斧を装備し「ワールウインド」で殲滅
③苦戦したらスイッチによる敵のヘイトを仲間に任せてソードスキル発動キャンセルを防ぐ
④スキル「エグザクトオンスロート」で動きを封じる
⑤敵の動きを封じさせやすくするなど戦いが有利になる命令を出してCPUのAIを学習させる
⑥ナイス表示を出してSPを回復させ、ソードスキル連発
⑦スキルパレットを活用して必中などのバフやSP回復など活用する
⑧OSSを習得し、ボス戦はOSSで瞬殺させる
自分の場合は特殊なバトルシステムOSSが当初どうも上手くいかず、
早々に諦めて気合でプレイし続けて、100層クリアのシナリオ本編と
フィリアのシナリオは余裕でクリアでき、秘匿領域125F完全クリア、高難易度イベントも
ほぼ最後のナイトメアホロウとエクスエターナ以外はOSS無しプレイでクリアできました。
ナイトメアホロウとエクスエターナは裏ボスのようなものなので
シナリオにはまったく関係ありませんが、
OSSはそんな裏ボスを倒し完全クリアするには個人的には必須で、
覚えると高難易度BOSSですら動画を見てもわかる通り瞬殺でした。
まぁOSSを取得しなくてもこんな無茶苦茶行き当たりばったりの浅いシステム理解で
ほぼ最後までプレイできます。
とりあえず完全クリアしたのでもっと早く気付いていれば
もっと楽にゲームプレイできただろうなっていう事を下記に記しておきます。
・前作PSPのソードアート・オンライン‐インフィニティ・モーメント引継ぎ要素
プレイ開始前にネットで前作のセーブデータを検索すると
クリアデータがアップされてるのでそれを元に引継ぎを行うと
装備武器やAI値、スキルポイントなど引き継ぎますが
一番のメリットは「インフィニティ・モーメント」という
移動速度アップ、攻撃間隔・スキル硬直短縮・SPリジェネ(回復時間促進)の効果を持つ
首アクセサリが手に入るので移動が速くなり冒険が非常に楽になります。
・オリジナルソードスキル(OSS)について
OSSとは「アルヴヘイム・オンライン」や「ホロウ・リアリゼーション」では
スキルコネクトと呼ばれる複数のソードスキルを間髪入れずに繋げて
連撃化させ繋げる事によって最後のスキルが数倍~数十倍の威力になる
オリジナルソードスキル(OSS)化の事と一緒ですが
自分みたいに焦るタイプは知らずの内に最初2度押しして繋げるタイミングの光が出ず
失敗しているという事が起きていて気づくのに相当時間を要しましたので
自分みたいにOSSの光が出ないという人は
①初手の攻撃時、何押しても動かない僅かなリキャストタイムが発生しているので
リキャストタイムが終わるのを待つ
(キリトがオートで攻撃し始めたら操作可能な状態になっています)
②タイミング関係なくLまたはRボタンは押しっぱなし
③一度押し限りで最初のソードスキル発動
④光るタイミングで次に繋げるソードスキルを一度限りまた押す
(OSS記録の時は通常よりもかなりシビアなドンピシャのタイミングなのでコレが難しい)
③と④を繰り返す
を意識すれば押すタイミングさえ間違えなければOSSはまず失敗せず繋がります。
・スキルパレットの活用
①LR同時押しでスキルパレットを出す
②△で発動
これを知ったのはナイトメアホロウ戦で最早手詰まりになった時の対策動画で知った始末。
・ボス戦、命中しない敵以外は斧を装備
序盤で取れるソードスキル「ワールウインド」が他の武器スキルにはない
広範囲全体攻撃の為に大量の敵に襲われても1体1体相手せずまとめて短時間で殲滅できます。
ホロウフラグメントには他のRPGのゲームには無い
長く惹きつける個人的に気に入っているシステムがあります。
・周回プレイ要素が理想的
メインシナリオの100層クリアすると敵のレベルが10上がるという恩恵があります。
敵のレベルが上がれば経験値も増える為、セーブがされない秘匿エリアの中でも
高い階層に行かずとも経験値獲得量が増え、レベルアップが非常に楽になります。
それ故にホロウエリアや秘匿エリアで躓いてレベルアップしたくても
経験値が低くてレベルアップしにくいという問題が周回プレイで解決します。
キリトの部屋にてレベルを下げるという事が出来るのでデメリットは無いかと。
・見た目を変えられる
名前・顔・髪型・眼や髪の色・声の変更
Reホロウフラグメントに至っては性別に至るまで変更が可能になります。
種類も多くかなり理想的なキャラクター作りができますが一つ問題があり、
街中でアスナ達SAO主要メンバーとすれ違うと名前も見た目も変えているのに
キリト扱いされること。
これが個人的に☆1マイナスにした原因です。
ただし、それ以外のキャラの場合はあまりキリト扱いされません。
・SAOメンバーだけでなくオリジナルメンバーとパーティーが組めてカスタマイズができる
SAOの主要キャラの他に34人のキャラを仲間に出来、
マルチオフラインプレイでは好きに5人PTが組めて
名前と顔のエディット以外は防具や武器など装備をプレゼントすることで
武器や衣装チェンジが出来ます。
正直、ゲーム内のキャラのモデリングは後のシリーズよりも良いと思いますし
オリジナルキャラクターのデザインもかなり良いと思いましたので
冒険の道中で獲得する使わない装備をギルド毎にプレゼントし、
ギルドメンバーでもバラバラだった衣装をギルド毎に着せ替えする事で
統一と個性を持たせる、そんな楽しみ方をしました。
・マルチオフラインプレイで死による巻き戻しを恐れずプレイできる
マルチオフラインプレイは管理区から行え、メリットとしては
①秘匿エリアなどセーブされないエリアで死んでしまってもセーブされるので
長時間プレイのレベル上げなどの成果が無駄にならない
②ホロウミッションが終わると管理区にすぐに戻れる、というメリットがあります。
勿論デメリットとして
①シナリオを進めるという事が出来ない
②秘匿エリアで得られる階層クリア特典の武器がもらえない
と言うデメリットがありますので上手く活用すればいいと思います。
・プレイし終わっての感想
SAOのゲームはホロウフラグメント以降も色々遊んできましたが
①自由なZOOM機能があるのでキャラの大きさ変更
②2~5人という手頃な人数
③豊富な服装の種類と服装のデザインの良さ
④狭すぎず広すぎずの手頃な街の大きさ
⑤モブ系オリジナルメンバーと冒険をしやすい環境
⑥クリア後はキリトが関するイベントが無いので見た目を変えても問題はない
⑦エリュシデータや伝説級の武器の取得が他作品に比べて難しくはない
⑧100層クリアすれば全ての問題は解決するので強制じゃないシナリオ面
などキリト以外のキャラクターやメインではないオリジナルキャラクターと冒険するには
後のSAOのゲームに比べてホロウフラグメントの方がバランスは良かったと思います。
多数の敵に対しての攻撃スキルが圧倒的に斧が効率的と言う変な事が起きたり、
ピンチになって逃げようと思っても戦闘状態からなかなか逃げれない状況など
何分2014年のゲームの為、様々な不親切な部分は確かにあります。
MAPはSAOの後の作品と違って世界樹の迷宮などと同じ、
行った事がない未踏破エリアはどこか、という事が解かる仕様なので
踏破するという冒険心があれば自然と目的地に到着します。
メインシナリオには関与しない未踏破エリアも多々ある為に
シナリオクリアしてからが本番であり、
正直私個人、キリトで冒険はあまりしたくなかったですから
ストーリーによる強制がないMMO独特の自由に冒険している感が強い、
SAO主要メンバーでもない仲間と冒険が出来る疑似MMOとして条件を満たしていたので
飽きる事がないスルメゲーとなって買ってよかったと思える非常に良いゲームとなりました。
※PS4版のReホロウフラグメントとVita版ホロウフラグメントの違いについて
レベルの上限が300になる、ストレアによるホロウエリアの追加イベント、
ロストソングのモンスターの追加など追加要素は様々あり、
Vita版との大きな変更ポイントでデメリットとなっていたのが
バトルシステムがリキャスト方式に変わってしまった点ですが、
アップグレードによってリキャスト式とVITA版のSP消費式の選択が可能になったようです。
これによってVita版でのみ行えた同じソードスキルをSPが続く限り
連続して使えるという事が再度可能になったようです。